かなり前に話題になっていた東京の青山児童相談所建設問題ですが、まだまだ解決の糸口はみつかっていないようです。
ここであらためて何が問題なんか?
そして反対派と賛成派の意見をまとめてみました。
特にここ最近でてきた3児の母の反対意見にドン引きとの声もあちらこちらであがっています。
青山児童相談所建設問題とは何?
東京都港区が、2021年4月に児童相談所の開設を目指していて、その建設に近隣住民が反対をしているというのが、青山児童相談所建設問題です。
建設するだけなら反対がなさそうなものですが、そこは南青山という都内の一等地だけあって色々問題があるようです。
まずは建設費用ですね。100億円を超える事業になることに対する疑問の声があがっています。
それから、ブランドイメージが下がるということを問題視している住民もいるようです。
港区が青山児童相談所建設に関する説明会を開催したところだと以下2点が問題というで住民が怒りの抗議をしていますね。これはなかなか決着をみるには時間がかかりそうです。
・100億円超の事業費への批判
・ブランドイメージを損なう
もちろん近隣住民全員が反対はではないわけで、このブログでは反対派、賛成派の双方の意見について、あらためてまとめてみました。
青山児童相談所整備理由は?
問題になっている青山児童相談所ですが、なぜ南青山の土地で建設整備するのでしょうか?
港区役所のホームページに整備理由が記載されていました。
港区は、児童虐待や非行などの児童に関する問題への対応や一時保護などを行う「児童相談所」、子育て中の人を支援する「子ども家庭支援センター」、様々な事情から養育が困難となった母子家庭が入所する「母子生活支援施設」が一体となった複合施設「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」を整備し、児童虐待、非行、障害など、あらゆる児童の問題に対して、区が主体性と責任を持って、切れ目のない一貫した相談・支援体制を作ってまいります。運営にあたっては、民生委員・児童委員、学校、保育園、警察、医療機関などの地域の関係機関と連携しながら、児童の状況の変化に応じた迅速できめ細かな支援を行うことにより、あってはならない悲惨な事件や事故から児童を守ることができるものと考えております。
(仮称)港区子ども家庭総合支援センターは、乳幼児親子や児童が利用する施設であることから中低層の施設であることが望ましく、また、少なくとも5,000平方メートル程度の延床面積を必要とします。
区は、平成28年8月の国からの情報提供に基づき、当該用地について「児童相談所ほか関連施設」の整備地として国に売払を要望し、国の審査を経て、平成28年12月に国から相手方決定通知を受け、平成29年11月に当該用地を購入しました。
施設の計画予定地は、敷地面積約3,200平方メートルの土地であり、閑静な立地で、親子連れが安心して相談や各種サービスを利用することができ、保護を必要とする児童や母子が生活するにも良好な環境であると考えています。
建設する広さの土地が南青山にあったから、建設場所として予定したというですね。
この都心のど真ん中で、これだけの広大な土地がよくあったなあというのが正直な感想です。
この青山児童相談所建設予定地には、何があった場所だったのでしょうか?
そのあたりはこちらに詳しく書きましたのでご覧ください。
まあ、そういう理由じゃないとこんな広大な土地は出てこないですよね。
青山児童相談所建設問題の反対派意見
反対派の意見に注目してみました。
【南青山・児童相談所】反対派が想像以上に酷いチンピラpic.twitter.com/E8UTSKLPVd
— トレンド速報!! (@TrendNews2017) 2018年12月15日
青山児童相談所建設問題の賛成派意見
賛成派の意見をまてめてみました。
南青山の児童相談所建設に反発する住民が万引きや脱走を想定して自警団を結成するとまで言って大きな問題になってる中、「子どもは社会が育てなきゃ」って賛成してる人が余裕があってかっこよかった pic.twitter.com/yWlQYSPXXz
— Emiko (@Emikobot) 2018年12月19日
まとめ
子供は世の宝ですよね。
子供のための施設なのに、大人が色々喧嘩しているのは寂しいですね。
早くこの問題決着してほしいなあと思います。