サラリーマンやっていると毎年春頃になると春闘なるを聞きますね。
そもそも春闘とはなんだろう?
そして、春闘で話題になるベアアップというのは、何がアップするのだろうか?
この辺りを調べてみました。
春闘とは?
毎年2月ころから実施される、
賃金引き上げや労働時間短縮などの労働条件改善を
組み合側が、経営者へ要求する労働運動のことですね。
テレビでは、
トヨタ自動車賃上げ〇〇%アップ!
などのニュースが3月中旬くらいになるとよく聞かれるかと思います。
最近はなくなりましたが、
バスや鉄道会社が春闘で賃上げなどが春闘で決着つかずストライキに突入なんてこともありました。すっかりそのような光景はなりましたが。
春闘で出てくるベアアップとな何だろうか?
よく今回の春闘では、
ベアアップ獲得しました!
なんて言葉を聞きますが、ベアアップとは???
ベアだから、熊?
熊が上がる?
ちょっとわからなので調べてみました。
ベアアップというのは、ベースアップの略となります。
ベースアップ???
という方のためのにもう少し詳しく。
給料のうちの基本給の水準を上げることですね。
それでは、ベースアップをすると何がうれしいのか?
給与水準を上げることをいうことですが、
日本では一度上げて給料を下げることは大変なので、
事実上は、将来にわたり給料を上げていくことです。
働くひとにとっては嬉しいですよね。
ボーナスのような一時の収入で、会社の業績によって多く貰える年があったり、少ししかもらえない年があったりというのと違い、毎月の給料にジワジワと聞いてくるのです。
逆に経営者としては、
経営は毎年どうなるかわからないので、給料のベースアップは渋りまよね。
ここで従業員側と経営者側で対立があるわけです。
例えば、
2018年の春闘では、
多くの大企業がベースアップが実現しています。
トヨタが1300円のベースアップとなっていますね。
毎月に給料が1300円上がるということです。
さらに、ボーナスは毎月の給料をベースに計算されるので、ベースアップすると当然ボーナスもアップということになりますね。
これは従業員にとっては嬉しいですよね。
どんどん
ベースアップしてほしいところですが、
今度は従業員の給料に大盤振る舞いしちゃうと、
経営環境が好調なときはいいですが、悪化した時が問題なんですね。
経営環境が悪化したら、従業員の給料を少なくすればいいんじゃないかという声も聞こえてきそうですば、日本ではなかなかそれができない。
一度あがったもの下げることができない。
だから、
ベースアップをバンバンやる会社がいいかというと、
結局、ベースアップしたことで経営が傾き倒産へなんてこともあります。
そなると、
従業員は働く場所がなくなるわけです。
従業員にとっては、働き場所がきちんと確保できた状態を理想としますよね。
ということは、
ベースアップは、ちゃんと自身の社の身の丈にあったレベルでということなのでしょう。
給料が全く上がらないのも従業員のモシベーションは下がるし、優秀な人材は流失してしまうことになます。ということを考えると経営者側は悩みは尽きませんね。