横綱日馬富士が、平幕貴ノ岩を暴行した事件で、
横綱審議委員会で議論が行われました。
横綱審議委員会の北村正任委員長をはじめとした9名の委員全員出席で、
会議が開催されました。
こちらが北村委員長。
東京大学法学部を卒業して毎日新聞に入社して2004年には社長も務めています。
2017年1月場所後から第十五代横綱審議委員会委員長に就任されました。
さて、
横綱審議委員会にて、横綱日馬富士の処分はどうなったのでしょうか?
ちなみに、
横綱審議委員会では、内規で、横綱としての体面を汚すと判断した場合などに、出席委員の3分の2以上の決議で「注意」や「引退勧告」を行うことができるのです。
ただ、
今回の横綱審議委員会では、危機管理委員会の調査中とのことで、処分の決定には至りませんでした。近々には調査結果が出て日馬富士の処分が決定するでしょう。
風の噂では、出場停止2年との声がありますが実施的な引退勧告ですよね。
ファンとしては、日馬富士には相撲を取り続けてほしいという気持ちはありますが、世間一般的にも暴力事件を起こせば、それなりのペナルティは受けます。
ましてや横綱ということになれば責任は重いと思いますね。
なんだか、
この数年角界では色々不祥事が多いような気がしますが、過去に横綱で処分を受けた人はいるのでしょうか?
また、横綱以外の番付で処分を受けた人はどのくらいいるのでしょうか?
少し調べてみました。
過去横綱で処分を受けた力士
【元横綱輪島】
1985年2月降格と無期限禁止処分を受けて横綱がいました。
黄金の左腕で有名な、元横綱輪大士さんです。
年寄名跡を借金の担保のしてしまい、上記の処分をうけました。
輪島さんは、プロセスへ転向して黄金の左腕を武器に活躍しました。
現役時代の晩年を僕はみていましたが、
最後に出てきていつも勝つ人というイメージがいまでもありますね。
【元横綱朝青龍】
横綱朝青龍は、
腰の骨折を称してモンゴルへ帰国した際に、中田英寿さんとサッカーをしていたということで、2場所出場停止、期間中謹慎という処分を与えられてました。
過去横綱の処分は以上の2一人です。
引退勧告を命じられた人はいなにので、今回日馬富士が引退勧告となると前代未聞の厳しい処分になりますね。
横綱以外で処分を受けた大関
【貴闘力】
当時は大きな事件として取り上げられた大相撲賭博事件に絡み解雇。
退職金も払われずです。
【若嶋津】
こちらも大相撲賭博事件で処分を受けました。
処分は降格(委員→平年寄)となりました。
妻は、アイドルだった高田みずえさんですね。
最近はサウナで倒れたりと体調が悪いようですね。
番外編
処分を受けるのは、力士だけでなく行司も処分を受けています。
第40代式守伊之助さんが処分を受けました。
2015年秋、九州場所で2場所連続合計3回の軍配差し違え理由です。
3日間の出場停止となりました。