大谷翔平選手のトレーナーは誰?日本人なの?

今年も大活躍の大谷翔平選手ですが、彼のトレーナはどんな人なのでしょうか?日本人なのでしょうか?

大谷翔平選手のトレーナーは中島陽介さんという日本人です。彼はロサンゼルス・ドジャースのアシスタント・アスレチックトレーナーとして、大谷選手や山本由伸選手を支えています。

🧑‍⚕️中島陽介さんとは誰か?

中島陽介(なかじま・ようすけ)さんは、1970年6月7日生まれ、神奈川県横浜市出身のアスレチックトレーナーです。現在54歳で、ロサンゼルス・ドジャースに所属し、大谷翔平選手や山本由伸選手を支える日本人スタッフとして注目を集めています。

彼は中央大学で物理学を専攻し、卒業後にアメリカへ渡って本場の野球を学びながら、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校でアスレチックトレーナーの勉強を始めました。大学院時代には、メジャーリーグ30球団にインターンシップの応募手紙を送り、唯一返事をくれたのがドジャースだったそうです。

その後、2005年からドジャースのマイナーリーグで活動を開始し、10年間のマイナー生活を経て、2015年にメジャー昇格を果たしました。現在はメジャーで10年目を迎え、ドジャース一筋で20年以上のキャリアを誇ります。

🏟️トレーナーとしての役割と哲学

中島さんは「トレーナーといっても治療は仕事の10%くらい」と語っており、選手の身体ケアだけでなく、スパイクの修理、爪のケア、FA選手の情報収集など、あらゆる雑務をこなす万能型のスタッフです。

彼の一日は非常に長く、試合が午後7時10分開始の場合、正午には球場入りし、帰宅は日付が変わることも珍しくありません。まさに「何でも屋」として、選手のパフォーマンスを支える裏方のプロフェッショナルです。

また、彼は「カーショーだって下の時から知ってる」と語るように、若手時代から多くの選手と関係を築いてきました。タイムマネジメントや緊急対応の技術にも長けており、球団内で非常に重宝される存在です。

🍖選手との絆とエピソード

2024年4月、シカゴ遠征中に開かれた祝勝会では、中島さんが大谷翔平選手と山本由伸選手に焼肉をご馳走する場面が話題となりました。総額約1550億円の契約を持つ2人に対して、「高いワインも僕が出したから、払うしかないなと(笑)」と語る姿に、親しみと信頼関係が感じられます。

このエピソードは日本でも大きな反響を呼び、かつてドジャースに在籍していた黒田博樹さんからも「もうかってるじゃん(笑)」と電話があったそうです。中島さんは「日本食なら日本人と一緒に食べたい」という思いもあり、日本人選手との絆を大切にしています。

🍾チーム内での存在感

ドジャースが今季3度行ったシャンパンファイトでは、中島さんも大谷選手らと共に美酒に酔う姿が見られました。日本人選手だけでなく、カーショーなどのアメリカ人選手からも厚い信頼を得ており、チームの一体感を支える重要な存在です。

彼は「トレーナーという肩書ですけど、球団から何かしてくれと言われたら全部やる。何でもやる。サインを盗んだりとかはしないですけどね(笑)」と語るように、柔軟で献身的な姿勢が評価されています。

🌍国際的な経験と愛称

中島さんは2013年のWBCではイタリア代表のアスレチックトレーナーも務めた経験があり、国際的な舞台でも活躍しています。また、夜行性の有袋類「ポッサム」の愛称で親しまれており、チーム内ではユニークな存在としても知られています。

🧑‍🤝‍🧑水原一平さんとの違い

大谷翔平選手を支える日本人スタッフとしては、通訳の水原一平さんも有名ですが、彼は主に言語面でのサポートを担当していました。一方で中島陽介さんは身体的・精神的なケアを担うトレーナーとして、より選手の健康やパフォーマンスに直結する役割を果たしています。

📘まとめ

– 中島陽介さんは日本人で、大谷翔平選手のトレーナーとしてドジャースで活躍中
– 中央大学卒業後に渡米し、20年以上ドジャース一筋のキャリア
– 治療だけでなく、選手の生活全般を支える万能型スタッフ
– 大谷翔平選手や山本由伸選手との信頼関係が厚く、チーム内でも重要な存在
– 国際経験も豊富で、愛称「ポッサム」として親しまれている