強い強い台風21号が日本列島に近づいていますね。
台風21号の最新の状況では、「非常に強い」勢力で日本の南の海上を北上中です。
この台風21号は、今年日本に接近・上陸した台風の中で最も強い勢力になると予想されており、注意が必要となっています。
現在時速20キロの台風21号は、このまま進むと東京への直撃はいつごろになるのか、予想時刻が気になりますね。通勤時間帯にかかるのか?通勤時間帯だとかなりの影響がでそうです。
今回の台風21号の名前は、チェービー(JEBI)と命名されています。
このチェービーの東京への上陸直撃する時間を米軍による進路予想から確認してみます!
米軍最新情報による東京直撃時間
米軍の台風21号進路予想図では、台風21号の日本上陸そして東京への影響はいつと予想されているのでしょうか?
【引用】米軍合同台風警報センター(JTWC)
台風21号(JEBI)は、9月4日(水)ごろに四国・近畿付近へ近づき、、その後北上して北陸、北海道方面へに抜けていく予想になっています。
米軍の予想進路を通った場合には、東京への直撃はなさそうですが、進路を東寄りにとれば、東京上陸直撃になります。
台風21号の直撃なくても東京への影響は9月4日15時からでそうですね。
9月4日夕方から夜の時間帯に影響がでそうです。
帰宅ラッシュの混乱が予想されるので、9月4日は早めに帰宅したほうがいいですね。
台風21号チェービの特徴
気象庁の予測でも「非常に強い」となっている台風21号の特徴を調べてみました。
台風21号の特徴は中心気圧が低いということがあげられます。
9月2日16時30分時点での台風21号の情報は以下の通りです。
【強さ】→強い
【進行方向】→北北西
【速さ】25Km/h
【中心気圧】→935hPa
【最大風速】→中心付近で50m/s
【暴風域】→中心から130Km
台風の勢力をみる指標が中心気圧であり、中心気圧の数字をみると台風の大きさがわかります。
中心気圧の数字が小さいほど勢力が大きな台風となります。
台風の強さを示す中心気圧の凡その目安は以下の通りです。
【弱い】→990hPa以上
【並み】→960~989hPa
【強い】→930~959hPa
【猛烈】→900hPa
今回の台風21号は935hPaなので強い台風というのが特徴です。
過去日本に上陸した大型台風は、1961年に上陸した第二室戸台風、1959年に上陸した伊勢湾台風となってます。
それぞれの台風の中心気圧は以下の通りでした。
第二室戸台風→888hPa
伊勢湾台風→895hPa
ちなみに、近年950hPa以下の上陸台風は以下の通りです。
結構ありますね。これらの台風が上陸した時には甚大な被害が発生しました。
2017年台風21号静岡県(950hPa、40メートル)
2011年台風15号静岡県(950hPa、40メートル)
2007年台風4号鹿児島県(945hPa、40メートル)
2006年台風13号長崎県(950hPa、40メートル)
2004年台風22号静岡県(950hPa、40メートル)
2004年台風18号長崎県(945hPa、40メートル)
2004年台風16号鹿児島県(950hPa、40メートル)
2003年台風10号高知県(950hPa、40メートル)
1998年台風18号熊本県(950hPa、40メートル)
1994年台風26号和歌山県(950hPa、40メートル)
1993年台風13号鹿児島県(930hPa、50メートル)
台風21号は、第二室戸台風や伊勢湾台風ほどではないですが、勢力が強い台風であり、過去の大型台風の時にも甚大な被害が発生しているので、十分注意が必要ですね。
台風21号の影響について
台風21号の日本上陸により各方面への影響が心配されますが、既にコンサート中止を決定したミュージシャンが出ました。
人気デュオの「ゆず」です。
公式サイトで、2018年9月4日(火)5日(水)6日(木)山梨県・身曾岐神社能楽殿にて開催を予定しておりました『ゆずの輪presents夏祭り杜の音~ゆずの大応援~』は、台風21号の接近・本州上陸の影響による公共交通機関の乱れ、お客様の安全を第一に考え、3日間すべて『中止』とさせていただきます」と発表されました。
交通に関する混乱も予想されますが、こちらは台風21号が近づいてきましたら最新の情報を追記していきます。
台風21号注意点
気象庁からは、台風接近、上陸すると猛烈な風が吹くと同時に、台風より少し離れた東側では竜巻が起きる可能性もあると注意を呼び掛けています。
最新の台風情報を確認し、ハザードマップなどを参考に、自分が住んでいる場所でどのような災害の危険性があるかや、避難場所の位置を確認するなど早めの備えを進めるよう心がける必要がありますね。
東京都の洪水ハザードマップを紹介しておきます。