俳優、歌手として幅広く活躍している「ミッチー」こと及川光博さん。
キラキラした王子様のようなイメージを持っている方も多いかもしれませんが、俳優としての及川光博さんを見てみると、その演技の幅広さには驚かされます。
クールなエリート役、頼れる友人、戦国武将、少し頼りない会社員、そして何を考えているのか分からないミステリアスな人物まで、作品によってまったく違う顔を見せてくれる俳優なんですよね。
「及川光博さんのドラマを見たいけれど、どれから見ればいい?」
「及川光博さんの代表作は何?」
「映画ではどんな作品に出演しているの?」
そんな方に向けて、今回は及川光博さんが過去に出演したドラマ・映画の中から、個人的におすすめしたい作品トップ5を紹介します。
できるだけ物語の核心には触れず、ネタバレなしで作品の魅力や及川光博さんの役どころをまとめました。
これから及川光博さんの出演作品を見ようと思っている方は、ぜひ作品選びの参考にしてみてください。
及川光博はドラマ・映画で存在感抜群の俳優
及川光博さんというと、まず「ミッチー」の愛称や華やかなステージパフォーマンスを思い浮かべる方もいるでしょう。
しかしドラマや映画をよく見る人にとっては、
「この作品にもミッチーが出ていた!」
と思うほど、多くの有名作品に出演している実力派俳優でもあります。
特に及川光博さんの面白いところは、本人の華やかなキャラクターを前面に出した役だけでなく、作品によってはそのイメージを完全に消してしまうところです。
スーツを着ればエリートビジネスマンが似合い、時代劇では武将になり、サスペンス作品ではどこか怪しい雰囲気を漂わせる。
それでいて、コミカルな芝居になると絶妙な「軽さ」も出せるんですよね。
そこで今回は、
・役柄の印象度
・作品そのものの面白さ
・及川光博さんの魅力
・初めて見る人へのおすすめ度
・何度見ても楽しめるか
などを総合的に考え、及川光博さん出演ドラマ・映画おすすめトップ5を選びました。
それでは第5位から見ていきましょう。
第5位 映画『僕だけがいない街』
まず第5位に選びたいのが、2016年公開の映画**『僕だけがいない街』**です。
藤原竜也さんが主人公・藤沼悟を演じ、有村架純さん、石田ゆり子さん、杉本哲太さんらが出演しています。
及川光博さんが演じているのは、主人公の少年時代に登場する小学校教師・八代学。
映画版の公式サイトでも、及川光博さんが悟の担任教師・八代学を演じていることが紹介されています。
目次
『僕だけがいない街』はどんな映画?
主人公の藤沼悟には、ある出来事が起こる直前に時間が巻き戻る不思議な現象が起きます。
ある事件をきっかけに、悟は過去と現在を行き来しながら、大切な人たちを救うために行動していくことになります。
サスペンス、ミステリー、ヒューマンドラマ、タイムリープという複数の要素が組み合わさった作品で、
「この先どうなるの?」
と続きが気になってしまうタイプの映画です。
及川光博の静かな演技に注目
この作品で面白いのが、いわゆる華やかな「ミッチー感」がかなり抑えられていること。
小学校教師という役柄だけに、普段の及川光博さんとは違う落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
何げない表情や視線にも注目して見てほしい作品ですね。
普段の及川光博さんを知っている人ほど、
「こういう役も似合うんだ」
と感じるのではないでしょうか。
サスペンス映画が好きな人にもおすすめです。
おすすめ度:★★★★☆
第4位 映画『七つの会議』
第4位は、2019年公開の映画**『七つの会議』**です。
原作は、『半沢直樹』『下町ロケット』などで知られる池井戸潤さん。
主演は野村萬斎さんで、香川照之さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さん、吉田羊さんなど、豪華な俳優陣が出演しています。
及川光博さんが演じるのは、東京建電の社員原島万二。
物語の途中で営業一課の新しい課長となる人物です。TBSの作品紹介では、原島について「万年二番手に甘んじてきた」人物として紹介されています。
サラリーマンなら思わず見入ってしまう企業ドラマ
舞台となるのは、中堅メーカー「東京建電」。
会社の中で起こったある出来事をきっかけに、それまで普通に見えていた会社の裏側が少しずつ見えてきます。
池井戸潤作品らしく、
「会社とは何なのか」
「組織を守るとはどういうことなのか」
「サラリーマンにとって正義とは何なのか」
といったテーマが描かれています。
TBSも本作を、会社員たちの人生と会社そのものを揺るがす「企業犯罪エンターテインメント」と紹介しています。
及川光博演じる原島万二が絶妙
原島は、最初から何でもできる完璧なエリートというタイプではありません。
どちらかというと、会社の中で自分の立ち位置に悩みながら働いている人物です。
この「普通のサラリーマン感」が、とてもいいんですよね。
華やかなイメージがある及川光博さんが、少し自信のなさを抱えた会社員を演じることで、独特のリアリティが生まれています。
そして物語が進んでいくにつれて、原島が会社の中で何を見るのかも大きな見どころ。
『半沢直樹』が好きな人なら、かなり楽しめる映画だと思います。
特に40代、50代の会社員が見ると、
「会社ってこういうところあるよね……」
と感じる場面も少なくないはずです。
おすすめ度:★★★★☆
第3位 ドラマ『信長のシェフ』
第3位はテレビ朝日のドラマ**『信長のシェフ』**。
及川光博さん出演作品の中でも、少し変わった作品を見てみたい方にぜひおすすめしたいドラマです。
現代の料理人・ケンが戦国時代へタイムスリップしてしまい、料理の腕を武器に織田信長のもとで生きていくというストーリー。
主人公・ケンを玉森裕太さん、夏を志田未来さん、そして織田信長を及川光博さんが演じています。
及川光博の織田信長がとにかくハマっている
歴史上の人物の中でも、織田信長は多くの俳優が演じてきた役です。
威圧感を前面に出す信長もいれば、カリスマ性を強調する信長もいます。
その中で及川光博さんの信長は、美しさ、知性、カリスマ性、怖さのバランスが絶妙。
「ミッチーが織田信長?」
と最初は意外に思うかもしれません。
ところが実際に見てみると、
「むしろ信長役が似合いすぎる!」
と感じる人も多いのではないでしょうか。
豪華な衣装も似合っていますし、堂々とした振る舞いにも説得力があります。
歴史が苦手な人でも見やすい
『信長のシェフ』のいいところは、本格的な時代劇でありながら、料理という非常に分かりやすいテーマが中心にあること。
「歴史ドラマは難しそう」
という方でも比較的入りやすい作品です。
戦国時代の出来事と現代料理の知識が組み合わされることで、普通の歴史ドラマとは違った面白さがあります。
料理によって人の心や歴史がどう動いていくのか。
その発想自体が面白く、家族でも楽しみやすい作品です。
及川光博さんの「王様感」「カリスマ感」を楽しみたい人には、特におすすめです。
おすすめ度:★★★★☆
第2位 ドラマ『半沢直樹』
及川光博さんの代表作を語るうえで、絶対に外すことができないのが**『半沢直樹』**です。
主演は堺雅人さん。
銀行員・半沢直樹が、巨大組織の中で巻き起こるさまざまな問題に立ち向かっていく大ヒットドラマです。
及川光博さんが演じているのは、半沢直樹の同期で親友でもある渡真利忍(とまり・しのぶ)。
東京中央銀行内でも情報通として知られ、さまざまな情報を使って半沢を陰から支える人物です。TBS公式でも、渡真利は半沢の同期で、行内きっての情報通として紹介されています。
渡真利忍は「こんな同期がほしい」と思わせる存在
『半沢直樹』には強烈なキャラクターがたくさん登場します。
そんな中、渡真利は比較的冷静で、情報収集能力が高く、半沢を客観的にサポートするポジション。
これが及川光博さんにとてもよく合っています。
スーツ姿も非常に似合いますし、知的でスマート。
それでいて半沢との会話では、どこか親しみやすさも感じさせてくれます。
緊張感の高い場面が続く『半沢直樹』の中で、渡真利が登場すると少し安心する。
そんな視聴者も多かったのではないでしょうか。
2020年版でも及川光博さんは渡真利忍役で出演しています。
会社員ドラマとしてやはり面白い
上司と部下、出世競争、組織の論理、同期との友情。
『半沢直樹』には、会社で働いている人なら少なからず共感できる要素がたくさんあります。
もちろん実際の会社ではドラマほど激しいことは少ないでしょうが、
「会社員ならではの人間関係」
がエンターテインメントとして非常に分かりやすく描かれています。
及川光博さんの出演ドラマを探しているなら、まず候補に入れておきたい一本です。
おすすめ度:★★★★★
第1位 ドラマ『相棒』シリーズ
そして、及川光博さん出演作品のおすすめ第1位は、テレビ朝日の人気刑事ドラマ**『相棒』シリーズ**です。
異論がある方もいると思いますが、及川光博さんの俳優としての魅力をじっくり楽しむなら、やはり『相棒』は外せません。
及川光博さんが演じたのは、杉下右京の二代目相棒となった神戸尊(かんべ・たける)。
神戸尊はシーズン7最終回で初登場し、その後、右京の相棒として活躍していきます。テレビ朝日の公式サイトによると、神戸はもともと警視庁のエリート官僚で、上層部から特命係を調査する密命を受けて配属された人物でした。
水谷豊×及川光博の組み合わせが抜群
『相棒』といえば杉下右京を演じる水谷豊さん。
冷静で頭脳明晰、独特の観察力を持つ右京に対し、神戸尊もかなりの頭脳派。
つまり、この二人は似ているようで少し違う。
だからこそ面白いのです。
神戸はクールで負けず嫌い。
時には右京と意地を張り合い、捜査方針をめぐってぶつかることもあります。
一方で、一緒に事件を追う中で少しずつ信頼関係が生まれていきます。
この距離感の変化が、神戸尊時代の『相棒』の大きな魅力です。テレビ朝日のシリーズ紹介でも、二人は捜査方針で衝突しながら、根底では互いを認め合う関係だったと説明されています。
及川光博の魅力が最も分かりやすい役
個人的には、神戸尊という役には及川光博さんの魅力がかなり詰まっていると思います。
知的。
スマート。
少しナルシスト。
プライドが高い。
でも人間味がある。
スーツが似合う。
そして時々コミカル。
まさに及川光博さんだからこそ成立したキャラクターではないでしょうか。
神戸尊はその後のシリーズにも登場しており、『相棒season21』でも右京や亀山薫の前に姿を見せています。
一度レギュラーを離れても登場するだけでファンが注目するキャラクターになったことからも、神戸尊の存在感の大きさが分かります。
「及川光博さんのドラマを何か一本見てみたい」
という人に聞かれたら、まず『相棒』の神戸尊シリーズをおすすめしたいですね。
おすすめ度:★★★★★+
番外編 『グランメゾン東京』も絶対に見てほしい
トップ5に入りきらなかったものの、もう一本紹介したいのがTBS日曜劇場**『グランメゾン東京』**です。
木村拓哉さん演じる尾花夏樹と、鈴木京香さん演じる早見倫子らが、世界最高峰のレストランを目指して奮闘する物語。
及川光博さんが演じるのは料理人の**相沢瓶人(あいざわ・かめひと)**です。
TBSの公式インタビューによると、相沢は「レシピ動画の貴公子」と呼ばれる料理研究家であり、一人娘を持つ父親という一面も持っています。
この相沢が、とても魅力的。
料理人としてのプロフェッショナルな姿だけではなく、家族を思う父親としての顔も描かれているため、及川光博さんの優しい雰囲気を楽しめます。
さらにドラマの続編として映画**『グランメゾン・パリ』**も公開され、及川光博さんは相沢瓶人役で出演しています。
料理ドラマが好きな人はもちろん、
「大人がもう一度夢に挑戦する物語が好き」
という人にもおすすめしたい作品です。
及川光博出演作品おすすめトップ5まとめ
今回紹介した及川光博さんのおすすめドラマ・映画ランキングをまとめると、次のようになりました。
第1位 『相棒』シリーズ
神戸尊役。知的でクールな及川光博さんを楽しむなら必見。
第2位 『半沢直樹』
渡真利忍役。頼れる同期という役柄が絶妙。
第3位 『信長のシェフ』
織田信長役。及川光博さんのカリスマ性が存分に発揮された作品。
第4位 映画『七つの会議』
原島万二役。悩める会社員を演じるリアルな芝居に注目。
第5位 映画『僕だけがいない街』
八代学役。普段とは違う静かな演技を楽しめるサスペンス作品。
そして番外編として、**『グランメゾン東京』と映画『グランメゾン・パリ』**もおすすめです。
及川光博はなぜドラマ・映画で重宝されるのか?
ここまで作品を見てくると、改めて感じることがあります。
それは、及川光博さんは**「主演を支えながら、自分もしっかり印象を残すことのできる俳優」**だということ。
『半沢直樹』では堺雅人さん。
『グランメゾン東京』では木村拓哉さん。
『相棒』では水谷豊さん。
『七つの会議』では野村萬斎さん。
これだけ強い個性を持つ俳優と共演しても、及川光博さんの存在感が消えることはありません。
かといって、自分だけが目立とうとして作品のバランスを崩すこともない。
この絶妙なポジションを演じられることが、及川光博さんの大きな強みではないでしょうか。
さらに、
エリート
銀行員
刑事
料理人
戦国武将
教師
会社員
と、演じてきた役柄も実にさまざま。
作品ごとに「別の及川光博」を見せてくれるため、何本見ても飽きない俳優です。
初めて及川光博作品を見るならどれがおすすめ?
最後に「結局どれから見ればいいの?」という方のために、タイプ別におすすめ作品をまとめておきます。
刑事ドラマ・ミステリーが好き
→『相棒』
企業ドラマが好き
→『半沢直樹』『七つの会議』
料理ドラマ・ヒューマンドラマが好き
→『グランメゾン東京』
時代劇や歴史が好き
→『信長のシェフ』
サスペンス映画が好き
→『僕だけがいない街』
迷っているなら、まずは**『相棒』か『半沢直樹』**から見るのがおすすめ。
どちらも及川光博さんの知的でスマートな雰囲気を存分に楽しむことができます。
一方、少し違ったミッチーを見たいなら『七つの会議』や『僕だけがいない街』も面白いですよ。
まとめ|及川光博の出演ドラマ・映画は名作ぞろい!
今回は、及川光博さんの過去出演ドラマ・映画おすすめトップ5をネタバレなしで紹介しました。
歌手として華やかなステージに立つ「ミッチー」と、俳優として作品の世界に溶け込む及川光博さん。
この二つの顔を持っているところが、長年支持され続けている理由の一つなのかもしれません。
特に『相棒』の神戸尊、『半沢直樹』の渡真利忍、『信長のシェフ』の織田信長は、それぞれ全く違う役柄。
この3作品を続けて見るだけでも、
「及川光博さんって、こんなに演技の幅が広かったんだ!」
と改めて感じるはずです。
また、『七つの会議』『僕だけがいない街』『グランメゾン東京』などを見ると、主役だけではなく、作品全体を支える俳優としての実力もよく分かります。
及川光博さんのドラマ・映画をこれから見てみたい方は、ぜひ今回のおすすめランキングを参考にしてみてください。
一度「俳優・及川光博」の魅力に気づくと、過去の出演作品を次々と見たくなってしまうかもしれませんよ。






